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親から見た「理想の母親」と子供から見た「理想の母親」
2016/12/28

親から見た「理想の母親」と子供から見た「理想の母親」

あなたは自分がダメな母親だと思いますか?
世の中の多くの母親が子供への愛情が足りていないと感じています。
特に食べ物の事は後々まで子供の心に残るようです。


具体的に言えば朝ごはんをきちんと作って、昼は愛情いっぱいのお弁当、夜は手の込んだ手料理を作る。あなたの中にはそんな理想があるかもしれません。
今日は親子の話題によく登る「お弁当」について考えていこうと思います。


あなたが思っている「理想の母親」と子供が思う「理想の母親」は一致しているのでしょうか?


わかりやすい例としてお弁当をあげてみましょう。


子供の健康を常に考えている母親がいます。
野菜をたくさん使い手の込んだお弁当を作ります。
冷凍食品なんて入ってない。母親にとってそのお弁当は愛情たっぷりなんです。


ある子供がお昼休みにお弁当を開けるとカップ焼きそばが入っていました。
「そんなお弁当、かわいそう」と思うかもしれません。
でもその子は学校で人気者になりました。
「お前の母さん最高!!」と友達の話題になりました。そのお母さんは確かに手を抜いたんですが、子供がウケて楽しくなるかな!と遊び心も持っていました。


その子はそんなお母さんが大好きだと言います。
手を抜く事が良いとは言いません。
必ずしも手の込んだ料理=愛情がこもっていると限らないという事です。


手の込んだお弁当は本当に素敵です。あなたが作りたいから作るのなら良いのですが「理想の母親」になるために無理して作ろうとすると、余裕がなくなり大抵はイライラしてきます。実はこちらの方が子供にとって迷惑な話です。


「今日は忙しいからお弁当簡単に作ってるよ」と正直に言った方が子供は楽です。
子供は親を真似しますから「しんどい時は無理しなくて良いんだ」「正直に言えばいいんだ」と思えるようになります。



【著者:岡野恵子】
対人ストレス解消で安眠に導くカウンセリング 岡野恵子
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