みなさまこんにちは。ナラマーシカの井上京子です。
もうすっかり秋の気配。雨の多い日々でしたが、近畿地方は、やっと晴れ間が戻ってきました。10月に入ってからの三日月、見ましたか?絵本に出てくるような形。足をぶらぶらさせながら、月の淵に座りたいなぁ、なんて考えて楽しい気持ちになりました。
そんなおとぎ話の世界に浸れるのも、一瞬のこと。現実は、家事、育児、仕事と忙しい毎日。思いどおりにいかないことの連続です。
このコラムでは、そんな日常の中でも、快適でいられる時間を、少しでも増やす工夫について綴ってきました。
今日は、その主旨からおもいきり外れて、「非日常」について考えてみます。決して、今から南国のリゾートに行こう!という話ではないので、ご安心を(笑)。
子どもが寝静まって、ひとりきりの時間がつくれたら、考えてみませんか?思い切ってやってみたいけど、どうせできない、と諦めていることを、もしかしたら、できるかもしれない、と空想を膨らませてみませんか?
朝起きてから、夜寝るまでの決まった生活パターンから外れてもよいとしたら。家事、育児、仕事、お金、人間関係など、さまざまな制限を外すことができるとしたら。
付箋に書き出すもよし、真っ白な紙に色ペンでどんどん書き出すもよし、お気に入りの手帳の余白に書き出すもよし。大きなことから小さなことまで、口に出すのも気恥ずかしいような奇想天外なことも、おもいきって書いていきましょう。そうして、いつの間にか作ってしまった枠を、どんどん外して、空想の世界で遊んでみましょう。
一気に出せなくても、少しずつ思いついたものを書き足して、50個~100個くらい出せると面白いですね。空想力なんて枯渇してしまった、50個も思いつかない、という人もそれでOK(実を言うと、私もこのタイプです)。
さて、そのなかで今すぐできそうなことはありますか?あれば、すぐさま実行してしまいましょう!もちろん、責任を持てる範囲で、という縛りはあるけれど。実行できそうなものは、いつも使っているツール(カレンダーや手帳など)に、書き込んで。
そうして、実行できたらチェックを入れたり、線を引いて消したりして、達成感を存分に味わいましょう。できないと諦めていた、非日常のことが、日常の中で実行できれば、日常の枠が広がりますよね。少しづつ、虎視眈々と、枠を広げるなんて、策士みたいでしょ?考えただけでワクワクしてきませんか?
さて、今日はここまで。また次回お目にかかりましょう。
【著者:井上京子】
奈良の働きたいママが、自分のスキルや特技を活かして仕事をつくり出す会です。
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