夏といえば、 夏フェス! フェスの季節がやってきました。
みなさんはフェスに行かれたことはありますか? 夏フェスは夏に行われるかなりお得な音楽のシェア祭典です。
夏フェスは野外の広大な敷地の中に、いくつかのステージが設置され、さまざまなアーティストが参加します。
これが、夏フェスの大きな特徴です。
アーティストが演奏して音楽を提供する というのは、ライブも同じですが、ライブは通常1組のアーティストがその人自身の音楽を演奏します。そのアーティストが大好きで、それだけを楽しみたいという人にはたまらないものです。
でも、音楽って、一つのものを聴きすぎると少し単調になったり、新たなお気に入りを見つけることが難しくなることがありませんか?
夏フェスは、さまざまなアーティストが参加し、さまざまに演奏をします。もちろん、知らない、興味がないアーティストも出てきます。けれども、知らないアーティストの演奏を聴いて、それが好きになったり、違う音楽性に興味が出たりすることもあって、新しい音楽を知る、自分の好きなものを広げる、とてもいいきっかけになります。
夏フェスの開催時間はとても長いです。
通常のライブであれば音楽を聴く・MCを聴く、というだけですが、夏フェスはフード屋台が充実しているので、食事やお酒を楽しんだり、いろんなアーティストのグッズ販売コーナーでお買い物に興じることもできるんです。
広い会場で、お酒を飲んだり音楽を聴いたり、新しい人と出会ったり、のんびりと夏を満喫しながら思い思いに楽しむことができるのも特徴の一つです。
最近では、障害を持った人たちも楽しめるように車いす専用のスペースが確保されているフェスや、お子さんと一緒に楽しめるようなフェスも開催されています。
どんな人でもみんなが楽しめるような配慮が、あちこちで自然に行われるようになってきました。
今年の4月に施行された障害者差別基本法、それは法律の名前のように難しいものではありません。
フェスのようにたくさんの人が集まる大きなイベントで、障害を持つ人が楽しめるような配慮、ユニバーサルな取り組みは、障害を持つ人たちの外出の機会や社会参加を高めていきます。
障害があってもなくても、同じ場所で同じ音楽を同じようにシェアし、楽しんでいく、それは当たり前のことです。
たくさんの人が出会い、たくさんの違いをシェアしていく、見た目や身体の違いにこだわらず、同じように好きな音楽をシェアしていく、当たり前を当たり前にするために、必要なのはほんの少しだけの配慮です。
さあ!せっかくの夏、みなさんも夏フェスで2016年の音楽をシェアしましょう!
【著者:丸谷香】
Re:)mindプロコーチ/ファシリテーター
自分らしい自己表現を引き出して自信を生み出すことがRe:)mindの私の仕事です。
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