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夏の装い、和のこころ~和装で日本の心をシェアしましょう~
2016/07/14

夏の装い、和のこころ~和装で日本の心をシェアしましょう~

夏がやってきましたね。夏といえば…みなさんは何を思い浮かべますか?
ビアガーデンに花火大会、海水浴に甲子園…、みなさんそれぞれの夏の楽しみが出てくると思います。


夏という言葉で思い浮かぶ風物詩の一つに「浴衣」があります。日本の伝統的な夏の衣類ですね。
夏祭りや花火大会、夏のデートに大活躍するアイテムです。
男性目線でいうと、浴衣の女性は8割増しきれいに見えるそうですよ。
みなさんは浴衣を持っていますか?

 


和装に関するある調査によると、20代・30代女性の浴衣所有率は約50%、約半数の方が浴衣を持っています。
しかし、ひと夏の着用率は21%と急激に下がってしまいます。


なぜ所有率と着用率にこれだけの差がでるのでしょうか?
理由として挙げられているものでもっとも多いのは、「自分で着付けができない」。
その次に多い理由が、「汗をかくし、後片付けが大変」 です。
そして少数ではありますが、「毎年同じものを着れない」という理由もあげられていました。


浴衣は和装の中ではカジュアルなものとされています。とはいえ、Tシャツ、短パンのようなものとは意味が違います。
最近では自宅で洗える安価なものや、リバーシブルで使いまわしのきく帯なども出てきていますが、それでもやはり「なにか特別な感じ」という感覚があり、ひと夏に何着も購入できるものではありません。


そこで利用できるのが、浴衣をはじめとした和装のレンタルサービスです。
着物文化が盛んな京都にはたくさんの和装レンタルのお店があります。
どのお店にも色とりどりの浴衣、それに合わせたきれいな帯、日本らしさを演出するかわいい小物…たくさんのものが取り揃えられています。
それに髪の毛のセットを合わせて、全部含めても5000円前後で利用が可能です。
洗濯や後片付けなど、煩わしいことを考える必要もなく、さまざまな色柄の浴衣を気軽に楽しむことができるんです。



和装は外国人にとても人気があります。浴衣や着物を着て京都の街を歩いていると、欧米から来た観光客に写真撮影を求められることが多々あります。
日本の伝統文化に興味を示す、ということもありますが、浴衣の色合いや柄の美しさ、それを纏う日本人女性のどことない儚さや可憐さに魅了されるのでしょう。


外国人にも人気の高い夏の装い「浴衣」。
レンタルで気軽に夏の伝統文化を楽しんでみてください。
奇しくも今週末は祇園祭の宵山です。浴衣レンタルで宵山へ繰り出しましょう。


鉾や提灯、コンチキチンの鐘の音…街全体が醸し出す日本の伝統文化をあなたも浴衣でシェアしてみましょう。
そして、そこで出会う数々の外国人旅行客の目をどうぞ楽しませてあげてください。



【著者:丸谷香】
Re:)mindプロコーチ/ファシリテーター
自分らしい自己表現を引き出して自信を生み出すことがRe:)mindの私の仕事です。
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